2019/07/21

イイダ傘店 夏の傘展 2日目


イイダ傘店 夏の傘展

初日から、たくさんの方にご来展いただいております。
本当にありがとうございます。

今日はイイダ傘店の傘について
少し写真をまじえてご紹介してまいります。

今回ご紹介しているのは
大きくわけて2種類。
日傘と雨傘。雨傘は日傘と兼用もできるタイプです。

日傘は、綿や麻の生地に細やかな刺繍がされていたり
雨傘は、水をはじくポリエステルの生地に
飯田純久さんによる絵やパターンが描かれたり
染め分けられたものだったり
どれも、傘のために作られたイイダ傘店の独自の生地。

傘のパーツ選定から、デザインなども含めて
それぞれの工程を自分たちで行っておられます。

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二枚の布を貼り重ねている日傘 木漏れ日のよう
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飯田さんの傘は
今回原画を紹介している絵を基に
生地のデザインをおこします。

傘を広げたとき
お客様が自分の上に広がる布の世界を見て
わぁっと声をあげる姿を何度も目にしました。

ただ単にテキスタイルとして美しいもの
というのではなく、傘という形になって
広がったときのバランスや楽しさ。

そういうところまで細かく想像しながら
生み出されているものだからこそ
自然に声があがったのだと感じます。

傘のひとつひとつに名前があって
骨組み、持ち手、傘を留めるボタンや留め具まで
細部にわたって、誰かにとっての特別な傘であるよう
丁寧に作られているもの。

それゆえに、普段私たちが目にするような
一般的な傘のイメージとは、まるで別物で
気軽に求めるような価格ではないかもしれません。




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刺繍の日傘 とうもろこし


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パンの柄の日傘



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こちらは雨傘 綺麗な水色のテクスチャ




取り入れるもの、例えば当店に関わることでいうと
器でも、服でも同じ。

扱うもの以外のことでいえば、
それは生きること、全てのことと、同じことであると思います。

暮らしのなかで何を大切にして生きるか。
そこにはそれぞれの人の正解があり
向き合う価値観は人それぞれだと思っています。

私たちとしては
こういう世界観を持って仕事をしている
という方々を
これからも、しっかりと
ご紹介することができればと
考えています。

長くなりましたが、
イイダ傘店の傘は
単純に美しくて、日々の暮らしを
楽しくしてくれるものだと思います。

ご紹介している傘はすべて1点ずつのご用意です。
よろしければ、手にとって
ご覧下さい。

展示は8月4日(日)まで。