透明感のある
瑞々しいりんごジュース。
それがいつも飲んでいる
山田果樹園のりんごジュースに
抱いていた印象でした。
それをどうラベルのデザインに落とし込むか
あれこれ考えていたころ、
仕事で九州に行く機会に恵まれました。
遠くに行くときは
よく弘前の土産を持っていきますが
その時はこのりんごジュースでした。
小鹿田焼共同窯
たどり着いたのは小鹿田焼の里。
私と同い年の陶工 黒木昌伸さんに
お会いするため。
黒木さんにりんごジュースを
お渡しして、頂いた返事は
ラベルがないことが
そのままで、すごくリアルな感じがする。
ということでした。
それまでは一般的なラベルを
作ろうと思案を重ねてきましたが、
彼にもらった一言で
方針が決まりました。
りんご100%で透き通る
このりんごジュースを
できるだけそのままを見てもらおう、と。
その後、彦坂木版工房の二人や
今回のデザインでお世話になった
BALABILAB榊原さんを交え
・ジュースの透明感を活かすもの
・りんごの版画をそのままに表現する
というテーマで検討を重ねていきました。
こうしてできあがったのが
今回のジュースの栞です。
※包装紙は当店オリジナルの山内マスミさんによるものです
ラベルも味も。
シンプルに
りんごのおいしさ、
かわいらしさを
そのままとじこめました。
明日からの23日までは
店頭でジュースをお試しいただくことも
できますので
ぜひ手に取ってご覧下さい。
(数に限りがございます)
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彦坂木版工房
THE STABLES 10周年記念展
「ジュースになりました」
12月22日(金)-1月7日(日)
※会期中12月31日~1月1日休